柔よく痛みや怪我を制す?

ストレッチとは?

腕や足、腰などを曲げたり伸ばしたりすることで、患部やその他部位の筋肉を伸ばします。。
肩こりや腰痛、筋肉痛、怪我に伴う痛みを解消するとともに、柔軟性が低い身体を改善し、
肉離れなどの怪我や五十肩などの関節痛の予防にもつながります。

またストレッチを行う事で血流の流れが良くなり、お肌にも効果的なので、
女性の方にはお勧めです。

マサージ
ストレッチ

ストレッチの効果

固まった筋肉をほぐし、患部の痛みを緩和します。
また筋肉の柔軟性を高め、怪我をしづらい身体を作ります。
関節可動域(ROM)を広げることで、特に高齢者の日常生活動作(ADL)の維持・向上などに役立ちます。

当院では、自宅で簡単に続けられるセルフストレッチを、プロのレベルからお教えいたします。適度な運動により、気分もリフレッシュするでしょう。

このような方はお試しください

  • 仕事でデスクワークや力仕事をずっと続けているという方。
  • 同じ姿勢を続けることが多いという方。
  • スポーツで、日常生活ではほとんどしないような激しい動きをする方。
  • 身体にコリやはり、痛みを感じる方。

ストレッチとマッサージ、ヨガの違い

まず、ストレッチとマッサージの違いですが、ストレッチは筋肉を「伸ばす」ことで、凝り固まった身体をほぐしたり、血流を増進させたりします。
一方、マッサージは、手で「圧」をかけて、筋肉をほぐし、血流の増進させます。

ストレッチとヨガを比べた場合、関節可動域(ROM)を向上させるなど、共通する要素も多いですが、ヨガには姿勢をキープしながら体を伸ばしたり、体幹トレーニングも含まれたりします。
しかし、ストレッチでは、身体をリラックスさせて筋肉を伸ばしていきます。身体に力を入れないことがヨガとの大きな違いでしょう。
呼吸に関しては、ヨガと同様にストレッチも呼吸を止めないことがポイントになります。

ストレッチに関する良くある質問

Q1

ストレッチはどのくらいの頻度やれば良いの?また、1回の時間は?

A1

毎日がお勧めです。時間は1種目30~45秒ほど

筋肉は放っておけば、どんどん固まってきます。ですから、ストレッチは、できれば毎日やった方が良いです。

また、同じ種目を長時間やっても効果はかわりません。
必要なストレッチを、1種目30~45秒ぐらい行っていただければ良いでしょう。

Q2

ストレッチは朝と夜のどちらにやった方が良い?

A2

夜、風呂上りがお勧めです。

朝は、身体が固まっているので、筋肉が伸びにくい状態です。
逆に、夜、風呂上がりだと、身体があったまり、筋肉が伸びやすい状態ですから、ストレッチも効果的に行えます。

Q3

ストレッチはなぜ、怪我の予防になるの?

A3

関節の可動域が広がり、筋肉の柔軟性が高まるから

ストレッチは、関節可動域(ROM)を広げ、筋肉の柔軟性を高める効果があります。

筋肉の柔軟性が低く、関節の可動域が狭いと、何らかの動作をした際に、可動の範囲を越えやすくなります。結果、筋が無理に伸ばされて怪我につながります。

また、普段、伸ばしたり縮めたりといった動作をしていない状態ですと、普段やらないような運動を行った時に、痛めてしまうことがあります。

ストレッチはその予防になるのです。

Q4

ストレッチで身体を痛めてしまうことってあるの?

A4

やり方が悪いと身体を痛める場合がありますのでご注意ください

痛すぎるぐらい筋肉を伸ばしてしまうと、筋肉や筋繊維を損傷することがあります。
また、反動を使いながらのストレッチも、筋肉を無理に伸ばしてしまい、怪我につながる可能性があります。

ストレッチを行う際は、正しい動作で行うことを心掛けると良いでしょう。プロに指導を受けるのもお勧めです。

Q5

ストレッチは筋肉量の低下につながると聞いたけど本当?

A5

ストレッチで筋肉量は低下しません

例えば、有酸素トレーニングを長時間行うと、筋肉が分解されて筋肉量が低下しやすいと言われていますが、ストレッチで筋肉量は低下しませんので、ご安心ください。

Q6

運動前のストレッチはパフォーマンスを下げるって本当?

A6

やり方によってはパフォーマンスを下げることがあります

ストレッチにも色々なやり方があります。

身体の動きを止めて、リラックスしながら行うストレッチは、筋肉を緩めますので、運動前に行うと、パワーを発揮しづらくなります。
こういったストレッチは、運動後に行うことがお勧めです。

逆に、立った状態で足を振り上げるなどの動作を行い、動かしながら、もも裏を伸ばすといった、動きを伴ったストレッチ(ダイナミックストレッチ)は運動前に行うと効果的です。