顎の痛みに鍼をしたら、顔がシュンとして口角があがった! [41歳・女性]
耳の少し前、頬に手を当てて口を開けてもらうと『ガクッ』と音が聞こえそうなくらい。
「日によってとても痛く、歯科医に紹介されて来ました」と。
昔の『ほねつぎ』なら一度顎(あご)を外して入れなおすのかな、、などと思いつつ。
「痛くて緊張されているお顔の筋肉のマッサージと顎関節に電気鍼をして硬くなった関節と筋肉をほぐしていきましょう」と説明しました。
約1ヶ月後、「顎もだいぶ楽になったのですが、実はなんと小顔になりました!」と患者様。
これには私たちも驚きました。
でも考えてみれば、顎に関係した筋肉をマッサージや鍼で刺激することで、顔全体の筋肉(表情筋群)の柔軟性が高まります。
それによって血流とリンパの流れが良くなったわけですから、顔色が良くなり小顔になって口角が上がるのも不思議ではないです。
「顎をもっと良くしたいので鍼をずっと続けたいです!」とおっしゃっていただきました。ありがたいお言葉です。
ここで、顎関節症(がくかんせつしょう)とは…
特に女性の顎関節は噛み合わせが浅く、口を大きく開けた時など関節や筋肉のバランスが悪く下顎(したあご)が前方へずれてしまいます。
それにより口を開けた時にガクッと外れたような違和感と不快感や痛みがあります。
歯の噛み合わせの問題や慢性疲労による炎症もありますが、精神的ストレスや歯ぎしりも要因の一つです。
下顎関節や咬筋(こうきん)とよばれる、物を噛んだり歯を食いしばる時に使われる筋肉などに鍼でアプローチをすることによって徐々に痛みが和らぎ、改善されることもあります。また、顎周りは美容鍼においてもよくアプローチする場所なので、同時に美容効果でお肌のハリや輪郭がシャープになってきたという嬉しい報告も。
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