目の疲れとくまに鍼は効く?[31歳・女性]
目の疲れ、いわゆる眼精疲労はもはや現代病といってもいいほど、ほとんどの方があてはまる症状ではないでしょうか?
よく患者様から「目が疲れるんですけど、そういう症状に鍼って効きますか?」という質問を受けます。
結論からいうと鍼は効果的です。眼精疲労はスマホやパソコンなどの液晶画面をついつい集中して見てしまうことにより目が酷使され続け、それとともに首や肩コリ、または頭痛が引き起こされてしまうことも。
目の周りには眼輪筋などの筋肉が存在し、筋肉が凝り固まると血流が悪くなりやすく眼精疲労やくまの原因になってしまいます。パソコンなどの電子機器、または編み物などの細かい作業を長時間行った時はできるだけこまめに休息をとるようにしましょう。
また目と頭の周りを中心に、首や肩にも鍼をしてあげると血流もよくなり徐々に改善されます。
さて、眼精疲労とともに気になりやすいのが目のくまですが、くまと一言で言っても3つのタイプに分かれます。
①メイクを落としたり目をこすったりなどの摩擦によってできる茶くま
②主に目の下のたるみやシワ、あるいはむくみによってできる陰影による黒くま
③眼精疲労や冷えなどによる血流の滞りが関係してできるのが青くま
青くまや黒くまは少し皮膚を引っ張ったりすると薄くなるのですが、茶くまは色素沈着によってできたものなので引っ張ったりしても変わりません。
お顔の鍼は血行を良くしたり凝り固まった筋肉をほぐしてくれたり、お肌のターンオーバーを促してくれる効果があります。
くまに関しても、茶くまや黒くまは多少時間は掛かりますが、何回か繰り返し鍼を続けることで徐々に薄くなります。青くまは主に血行不良が原因ですので、一番効果が表れやすく改善もみられます。
また、目の周りに鍼をすることで、くまも眼精疲労もどちらにも効果的なので一石二鳥です。
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